その言葉の奥底にあるもの

まっちゃ

2009年11月30日 11:01

今朝、ゆうこさんのブログをきっかけに気が付いたことがあった。


なんとなく分かっていたけど、スルーしていた自分の気持ちと

気が付いて上げられなかった息子の気持ち。。


ここ最近、息子が


「保育園、一番に行きたい!
そして、一番にお迎えに来て!!」

とよく言っていた。



私も主人も、男の子だし、子供だし、一番にこだわる時期があるよな~と、

その位にしか思っていなかった。



先週は、一週間インフルエンザの影響で、

自主登園自粛期間だった。


でも、我が家は、幸い息子もインフルエンザにかかっておらず、仕事もあるので、
毎日登園させていた。

土曜日、その登園自粛期間の影響もあって、

いつもの土曜以上に、登園児が少なかった。


仕事が終わらず、6時ごろのお迎えに行くと、

息子は一人ぼっちだった。


先生が、「5時半のお迎えの子が帰ってしまってからが、寂しそうでした」と。


その時、あ~、どうして早く迎えに来てあげられなかったんだろう。。

と少しだけ後悔。

息子もすこしイジケ気味。
「なんで早く来てくれんかったと。
僕ずっと一人だった!もうママ嫌い!」


主人に、すぐ電話して、
「やっぱり土曜日は5時くらいにはお迎えにいけるように、私は仕事を切り上げたい」

と話をした。


電話を切った後、息子が
「パパとお話したい」

というので、電話をかけてあげたら、


「もう、パパ、ママをたくさん働かせんで!
僕とママ、もうパパの前からいなくなっちゃうよ!!」


と、涙声で訴えた。

4歳にしてこんなことを言わせてしまうとは。。


正直、こんな風に、主人に訴える息子は初めてだったので(かる~く言うことはあったけど)
私もびっくりした。

と同時に、物凄く申し訳ない気持ちに。


物でごまかすつもりはないけれど、
可哀想なことをしたと思い、息子の好きな団子を買おうと、帰り道にスーパーに寄った。

そしたら、実母とそこでばったり。

母は、息子の好きな団子とまんじゅうを買って、既に帰る所だった。


私達夫婦以外にも、
常に、息子のことを気にかけていてくれる人がいることにも、

その時にはあまり気が付かなかったけれど、
ありがたいことなのだ。


息子が、一番に保育園行って、一番に迎えに来てと言っていたのは、

簡単にスルーしていたけれど、

本当は、

一番に行ったら、みんながだんだん登園してきて楽しい気持ち。

一番に帰ったら、
いつも最後の方だから、みんなを見送る方で寂しい気持ちなのが、
その思いをしなくて済むから。


だったのかもしれない、と、今更ながら気が付いた。



主人には、
「私は、息子がまだ小さいから、息子を第一にしてしか働けない」

と言っていたけれど、

実際は、
息子が寂しい気持ちになっているのも、気が付かないフリをして、

仕事仕事って言っていただけなのかもしれない。



私も、小さい頃から両親が共働きで、「しっかりしたお姉ちゃん」をしてきた。
きっと、その奥には、色々な気持ちを持ってたはずなのだ。


その時の自分の気持ちは、また後日向き合ってみようと思う。


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